三嶋伸一
千葉市美浜区の幕張新都心に2023年春、開業予定のJR京葉線の新駅の名前が「幕張豊砂(とよすな)」と決まった。JR東日本千葉支社が29日発表した。「イオンモール幕張新都心」の前にできる駅で、駅名は同支社が公募した中から、応募数に関係なく選んだという。
新駅は新習志野―海浜幕張間約3.4キロのほぼ真ん中にできる。駅舎はイオンモールに面した南口だけで、事業費約115億円の半分をイオンモールが、残りをJRと県、千葉市が均等に負担する。
公募には、1万4715件の応募があった。応募数の1位は「幕張新都心」、2位は「新幕張」、3位は「幕張ゲートウェイ」で、「幕張豊砂」は13位だった。場所と駅名が合致しているかどうか、すでに似た駅名がないか、などを勘案して決めたという。
同支社の中川晴美支社長は「豊砂はかつて幕張の沖合に位置していたところで、将来豊かになってほしいと命名されたと聞いている。駅周辺の皆様に愛着を持っていただけるのではないか」と話した。(三嶋伸一)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル